あなたは定年すぎても働かなくてはなりません。

 

 

 

こんにちは、すけおです!

 

 

 

年金2000万円問題

 

 

 

1年くらい前、めちゃくちゃ話題になってますよね。

 

ニュース番組をつければ、

 

1回は取り上げられているんじゃないかってくらい。

 

 

 

そんな年金問題について、

 

普段、理学療法士として高齢者と接している僕が

 

語ってみようと思います。

 

 

 

それでは、スタート!

 

 

 

 

 

◎定年しても働かざるを得ない高齢者

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まずは、僕の病院での話を聞いてください。

 

 

 

僕の病院では毎日掃除をしてくれるスタッフがいます。

 

まあ、他もそうだと思うんですけどね。

 

その方たちは少し白髪がかっており、

 

推定年齢60後半~80歳あたりでしょうか、

 

毎日きれいに掃除してくれます。

 

 

僕はある掃除のスタッフに話を聞いてみました。

 

「なんで働いているのか?」と。

 

 

 

そしたら、

 

「年金だけでは生活していけない、ただ、それだけです。」と。

 

 

 

また、僕の担当患者様ではないんですが、

 

脳梗塞失語症を呈している方がいました。

 

高次脳機能的に自宅は難しいとご家族が判断され、

 

施設を希望されていました。

 

 

 

その方の退院先を検討している過程でMSWから聞いた話では、

 

「年金支給額は最低金額で、施設入所の頭金が払えない。

 

 もし払えたとしても、毎月の費用が払えない。」と。

 

「娘は介護難しいけど、孫なら大丈夫そう。」と。

 

その方は決して裕福ではないお孫さんの家に退院していきました。

 

 

 

“定年してからやりたいことあるのに、

 

身体に鞭打って働かなければならない。”

 

 

 

“経済的理由で人生の選択肢が狭まる”

 

 

 

そんな人生を送りたくてこれまで必死に働いてきたのでしょうか。

 

そんな人生、悲しすぎますよね。

 

 

 

日本国憲法第25条

“すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

 国はすべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生

 の向上及び増進に努めなければならない。”

 

 

 

日本国憲法にはそんなことが書いてあるわけですが、

 

僕たちにとって、健康で文化的な最低限度の生活って、

 

「体に鞭打って働くこと」なのでしょうか。

 

 

 

ちょっとおかしいですよね。

 

最低限度のハードルが低すぎる。

 

 

 

ただ、世間では終身雇用崩壊やリストラが社会問題

 

となっているのをよく見かけるので、

 

これからも更にひどくなるのは間違いありません。

 

 

 

だって、年々

 

年金問題は悪化していって、

 

1970年代は8.5人で1人の高齢者を支えていく形でしたが、

 

今後は1.2人で1人の高齢者を支えていくっていう、、、

 

 

 

まじでやばい状況です。

 

 

 

ほぼほぼ1人の若者に、

 

1人の高齢者がのしかかってくるって感じ。

 

 

 

でも、別に今の高齢者も

 

若者に負担をかけたくて

 

今現在に至っているわけではないと思うんですよ。

 

 

 

ただ、国に頼っているとこんな生活になってしまうし、

 

誰かを頼らざるを得ない状況になるわけです。

 

 

 

それに今、年金問題に悩まされている

 

高齢者の方々って基本的に

 

不平不満しかないと思うんですよね。

 

 

 

その不平不満って

 

もちろん年金がしっかり給付されていないのも

 

あるかもしれませんが、

 

 

 

ほとんどの場合は

 

自分の生きたい人生を送れてなかったから

 

だと思うんですよ。

 

 

わりとまじで正社員1本で働いてるとこうなりますよ。

 

 

 

 

 

 

◎お金に固執するとつまらない人生になる

 

 

 

先ほども言ったように

 

自分の送りたい人生じゃない人が多いから

 

不平不満が多いと。

 

 

 

で、もっと言えば、

 

「お金を稼ぐことが生きる目的」

 

になっている人が多いと思うんですよ。

 

 

 

世の中のおおくの人って

 

起業家や経営者って聞くと

 

自分の私利私欲のためにビジネスをしている

 

って思っているような人たちが多いですが、

 

全く逆だったりするんですよね。

 

 

 

むしろ、世の中の多くの人たちが

 

普段からお金に縛られる思考で生活しているから

 

そういった結論に至ってしまうんじゃないかなって思うんですよ。

 

 

 

もちろん、私利私欲のために

 

ビジネスをやっている人間もいますが、

 

そういう場合、たいていは稼げていません。

 

 

 

例外はいますが、基本的に稼げていません。

 

 

 

実際に、お金が稼げているっていうのは

 

利他的なビジネスをしているモノに限ります。

 

 

 

例えば、現在のパナソニックの元となる

 

松下電器社長の松下幸之助さん。

 

 

 

あの方は、学生の頃

 

水を盗んでいる日本人を見て

 

「このままじゃ日本は危ない、俺がこの国を変える。」

 

といって会社を設立させました。

 

 

 

で、実際今パナソニック

 

日本だけじゃなく、世界的にも貢献していて

 

めちゃくちゃ大きい企業としてビジネスをしているわけです。

 

 

 

ソフトバンク孫正義さんも

 

「このままじゃ日本は海外につぶされる」といって

 

父親が病気で血を吐いている中、高校を中退して

 

アメリカへ飛び、今の携帯電話の元になる

 

半導体の勉強をしたわけです。

 

 

 

んで、お2人を含め。

 

多くの経営者を見て頂くと分かると思うのですが、

 

 

 

彼らってめちゃくちゃ忙しいですけど

 

めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか。

 

 

 

それっていうのも

 

お金に固執した人生ではなく

 

地域貢献・社会貢献のため

 

 

 

もっと言えば、

 

自分の送りたい人生を送るために

 

仕事をしたり商売をしてたりするわけですよ。

 

 

 

それが一番幸せになれる生き方だと思うんですよね。

 

 

 

 

 

◎会社・国が救ってくれないなら俺が救う

 

 

 

今現在、それこそ

 

年金問題で経済的にも

 

そして精神的にも苦しんでいる方がかなりいる。

 

 

 

独り身の高齢者に年金問題はのしかかって

 

それゆえに孤独死をする方がかなり増加している。

 

 

 

これっていうのも、

 

今後、僕たちの親世代には

 

もっと増えるだろうし、

 

 

 

そもそも、僕たちが

 

じいちゃんばあちゃんになったころには

 

今払っている年金額相応の金額はもらえない可能性が高い。

 

 

 

そんなときに

 

絶望して、生きる意味が分からず、

 

寂しく死んでいくって最悪じゃないですか?

 

 

 

でも、そういったことが

 

僕たちの周りの人間に起こる可能性なんて

 

十分にあるわけなんですよ。

 

 

 

だから、そうなる前に

 

たくさんの方に自分の送りたい人生を

 

送ってもらえるように輪を広げていく。

 

 

 

良いことも悪いことも伝染していくので

 

そんな良い輪が広がれば

 

日本全体も活性化していって

 

孤独死とかなくなると思うんですよね。

 

 

 

で、そうなってくれば

 

ニュースっていうのも暗いものじゃなく

 

明るいニュースであふれていくと思うんですよね。

 

 

 

そっちの方が絶対良いじゃないですか。

 

 

 

愛国主義ではないですが、

 

せっかく日本で生まれて、

 

日本で生活しているなら、

 

もっと住みやすい国にしたいし、

 

もっと強い国にしたい。

 

 

 

もっと、多くの方が

 

自分のやりたいことに挑戦できる国に

 

していけるように僕も頑張ります。

 

 

 

きっとこれを言うと

 

拓さんに片に

 

「無理」とか言われると思いますが、

 

それでもやります。

 

 

 

初めに紹介した方々、

 

あの方たちも笑顔でいるときの方が

 

こっちだって気分がいいわけです。

 

 

 

なので、何を言われようと

 

最後にはみんなが笑って暮らせるような国に

 

変えていこうと思います。

 

 

 

それでは、今回はこの辺で!!